2020年6月9日火曜日

瀬田川の魅力 瀬田川洗堰

暑い日が続いてチョット夏バテ気味の
太刀狛です^^



私は瀬田川本流にある、瀬田川洗堰の近くに住んでいるのですが
瀬田川について全然知らないと言うことに気付きました。

小さい頃から良く水遊びをしており
網を持って魚を捕まえに行ったりしていましたね。
(洗堰下流が主の遊び場でした。。)
昔はオイカワが良く取れたのですが、最近は全く見かけません。



みなさんは瀬田川洗堰を知っていますか?
(地元民は南郷洗堰と呼んでいる。)

琵琶湖は知っていると思います。
大きさと貯水量は日本一です。

琵琶湖の周りには、約460本の河川があり
その河川から流れ出た水が琵琶湖に貯水されます。

それでは、琵琶湖から流れ出る水はどこの川に流れて行くのでしょう?

琵琶湖から流れ出る川は、瀬田川だけになります。
人工的に作った川で琵琶湖疏水がありますが、自然の川としては
瀬田川のみになります。



琵琶湖から流れ出る水を調整しているのが

瀬田川洗堰になります。

琵琶湖の貯水量275億立方メートルを一つの堰で止めているんですね。

凄くないですか!!

275億立方メートルがピンと来ませんが
よくある東京ドームに置き換えると

21,920杯

になります。


瀬田川洗堰は滋賀県・京都・大阪の地域に流れ出る水を調整しているのです。

琵琶湖に流れる流入量との兼ね合いをみて
放流量の調整を行っているようです。

瀬田川洗堰操作規則と言う物もあり
琵琶湖の水位
梅雨や台風期の洪水期には水位を予め-0.2m(6/16~8/31まで)及び
-0.3m(9/1~10/15まで)といった制限水位まで下げておくことで
琵琶湖周辺の浸水被害を軽減する。


瀬田川洗堰の操作は、琵琶湖の水位や日々の気象状況、今後の降雨量の見込み
琵琶湖淀川水系のダムの状況、下流での必要量を把握した上で日々の操業を行っている。

色々と考えて操作を行ってくれているのですね。
琵琶湖の水位が増えたから、放流量を増やすのではなく
下流地域の状況も判断した上で行っているのですね。

瀬田川洗堰で放流量の調整を多なっていますが
梅雨の時期には全開放流もあり
あれはなかなか怖いですよ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

これは1ゲートだけ開いている状態

全開放流した時の水位の変化が恐ろしい
この時は特別警報のアラームが良くなります。


こちらは全開放流をやめて、ゲートが閉まっていく途中の写真になります。

瀬田川洗堰の放流量の変化で気にするのは
釣り人が多いと思いますが、周辺地域の人たちは
水害にもビクビクとしています。
水害被害について考えて、放流量を調整していると思うので
決壊等はないと思うのですが、目にするとやはり怖いです。

これから梅雨入りもするので
今年も特別警報にびっくりすることになるでしょうね><


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